読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「ライトノベル」との距離感 その3

テキスト Novel

 まぁ前回「ライトノベル」ってのはもはやジャンルとは呼べなくなってきているのではないか、と書いたんですが。じゃあなんだという話。
 
 ライトノベルとは、現象なんだ。
 つまり、ライトノベルってのはジャンルとして捉えるにはあまりにもジャンルを崩壊しすぎているといいたいのです。前回の話で、世にある様々なジャンルの要素を含み、またそのジャンルは拡大しています。そしてそのジャンルの融合まで起こり、何が何だかとらえどころのない小説群。それが「ライトノベル」という現象なんではないかと。
 もはや、ライトとは呼べないほどに発展して、今後は文学要素も取り込みライトノベル内での一角を担うと黒雨が勝手に予想しているライトノベルなんですが、ここまで行くともうジャンルって概念は捨て去るべきだろうと。
 
 この「ライトノベル」という現象、もしくはフィールドは、既にとても広大なものになっています。それぞれのジャンルの基礎教養的作品を追っていないと、とてもじゃないが言及するまでに至れそうもない。少なくとも、評論という形で文章を書くレベルに達するには、ライトノベルというフィールドは黒雨にとって広すぎるんです。
 
 全部を追ってられるか!
 流行のものだけですら、多岐にわたって、もう何がなんだか分かりません。追い切れません。ライトノベルを包括的に見るなんて、もう諦めた。しかも流行とか言って、内容が全くないのに絵とかだけでオタク人気狙いのくだらねーライトノベルとかもう見てらんねーのですよ。なんだあれ。オタク向けの要素はわかったよ、おお分かった。オタク向け要素のもので、物語が中に存在していなくてもキャラクターで読ませるものだってあるの認めてるさ。エンターテインメントという概念で捉えればそういうのだって充分「内容」という言葉に含められるって分かった上でもの申しているっていうのだけは明言する。
 でもな、中にはそれすらないってのがあるんだ。曲がりなりにでも読ませる努力をしろっつーんだ。小説なんだろ? 挿絵で売ってどうする?
 そういうのが、多少なりと内容ある奴と並行して出てるのね。ジャンルとしての壁を取っ払ったからって言って、面白さの最低限すら放棄するなと。
 
 そういうことを、ここ2、3年感じてたので語ってみたかったのでした。はい。