『ZOKU』

『ZOKU』森博嗣/光文社
  ISBN:4334924085
 
 『ZOKU』なんですが、感想としては、連載もの書いてる途中で飽きたんじゃない? 森博嗣のあの感じのキャラが、戦隊ものというかヒーローものというか、ジュブナイルでよくありがちな「正義」側と「悪」側の構図と内面を書いてて、途中で飽きたからなんか前もって決めてたオチを出しますか、みたいな。いくらでも途中でやめられるというか。いくらでも書けるというか。そのくせに、理論面に関しては覚えていないですが、話の雰囲気に関しては不完全燃焼のまま据わり悪く終わった感じでした。