下方修正の持ち駒放棄。

 それは一言で言うなら快楽だった。
 徐々に穴の中に入ってくる。先端が粘膜を刺激する。ぬるぬると体液がとめどもなく溢れてくる。それが穴の中をかき混ぜるようにして動くことに、気持ちよさを感じてしまう。耐えられない。先端がピストン運動とともに、悦楽を高めていく。堪えることの出来ない一線を越えると、一気に体液を吹く。
「ハクシュン!」
 くしゃみとともに。
 
 いえ、鼻水がだらだら出てくる時に、ティッシュでこよりを作ってくしゃみを出すのが好きなんです。それだけなんです。
 あれだね、黒雨さんの能力の限界を悟って欲しいね。