前向きに逃げ続けて
ええっと、家に帰ってネットでふらふらしていたところ、友人から電話が。
「お前起きてるんだ」
はぁっ?
いや、寝てると思って電話したの?
その後意味不明なセリフをごにょごにょ言ってるうちに、
「ちょっとトイレ行くから電話変わるわ」
え? 誰に?
黒雨の困惑を余所に展開される電話。
電話口に出たのは別の友人。
「じゃあ、誰かと電話変わるわ」
誰かって誰だ。
で、出たのがさらに別の友人と会話したのは、岡崎律子の訃報です。しんみり。
また最初の友人に電話が戻ります。
「お前さぁ、日記見てると本当に心配になるのね。今度飯作りに行くから。きちんと野菜とか作るから」
なんか言い出してます。
いや、ものすごく嬉しい申し出なんだけどね。
えーと。
だれか、この日記を見てこの友人の申し出のように黒雨の家に食事を作りに来てくれる女の方はいらっしゃいませんか。
そんな女がいたら問答無用で黒雨は萌えます。客観的に萌えます。しかし遠巻きに見ているだけで会話すらしませんから。そんな会話とか無理な、そういう人間じゃないですか。
今更ながらに自己分析が出来てきてるようです。遅いですか。