『ケルト妖精物語』

ケルト妖精物語』W.B.イエイツ編 井村君江編訳/ちくま文庫/筑摩書房
  ISBN:4480020497
 単行本数冊を再編集したっぽいですね。
 民話の集合体なので、手短に電車内とか仕事の休憩に読めるのでかいがいしく読んでました。
 ケルトはいいですよね。日本の民話も民話でいいのですが、こういうのを読むと著しくファンタジー分を補給したくなります。
 それはそれとして、妖精の名前を見た時に「モンスターコレクション」という富士見書房から出てるカードゲームの図柄と能力値を瞬時に頭に思い浮かべれた。というかまず最初に思い浮かべた。
 カードの能力値でなくて、せめて富士見の小説を思い浮かべられなかったのか黒雨は。そこだよね、問題はそこだよね。ああ悲しいったらありゃしない。ライトノベルに流れてきたファンタジーの源流を辿るとか、色々適当に前提として何か掲げて読めば良かったのに。