『あたしの中の…』
『あたしの中の…』新井素子/集英社文庫花/集英社
ISBN:408610444X
再読しました。
いや、昔に読んだのは、ハードカバーの愛蔵版*1なんですがね。
ここも書こうとしたら気付いたら寝ていたのですけれど。
とりあえず新井素子の新しさっていうのは、現在の読者には受け入れがたい物なんだなぁ、と読み返して思う。というのは、新井素子の亜流というのが既に広まって新井素子という元に直面しても分からなくなってしまうのだろうな、と思う。
それほど、ある種日本の小説の線引きとして、新井素子以前以降と区切ることもひょっとして可能なんじゃないかなとか考える訳ですよ。
そういうインパクト以降の小説ばかり読んでいると、インパクトがインパクトとして分かりづらくなってしまうのかもしれませんねぇ。
というか、これを書いたのが16歳なんだよなぁ。才能って奴ですよね。大学生活送りながら印税生活ですよ。すげぇな。おい。
本の内容には全く触れてない気もするけれど、もうそろそろ、出社なんで勘弁してください。