『封仙娘娘追宝録(9) 刃を砕く復讐者(下)』

封仙娘娘追宝録(9) 刃を砕く復讐者(下)』ろくごまるに富士見ファンタジア文庫富士見書房
  ISBN:4829117591
 出たよ。ついに。
 というわけで、久々に本当に久々の夏ですね。今まで夏がなかったのが不思議ですね。夏がない間に黒雨さんは大学生になって大学を卒業して社会人になってました。日本が四季おりおりの国なんて誰が言ったのやら。
 
 っつーわけで、なんというか上巻読み返してないから、下巻読んでもさすがに間飽きすぎてて伏線全部回収しきれないので、正直出直してきます。
 っていうか、ろくごまるにの文体もそうとう変わってませんか。あ、これはただの印象論か。だって、単に黒雨がしばらくの間読んでないせいで、なんとも言い難いところではありますが。なんというか、自分の中でそうとう美化されてしまっている気もしますし。
 結果論として読後感がすっげぇ気にかかる言い回しなのは変わらずなんだが、黒雨の記憶では、もうちょっと軽妙なもやもや感を残すカオスな語り口だった気がするんだが。
 どっちだ。変わったのか変わってないのかどっちなんだ。読み返すか。そうか。そうか。
 
 そしてもう一つ言いたい。
 ここで引っ張るか。
 
 というのもですね。終わり方がですね。またあれなんですよね。前回より余計タチ悪いよね。ここでまた夏が来ないような事があった日には、僕たちの住まう日本は季節ぐっちゃぐちゃになるんで、なんとか続きお願いします。