HJ文庫に関する覚え書き
ホビージャパンがラノベに手を出すということで、HPを見て作家陣を見る限り、上手くやれば衰退気味の富士見ファンタジア文庫、富士見ドラゴンブックなら打ち破れると思う。
というか、富士見ファンタジア文庫初期に近いコンセプトじゃないか、あれ。往年のファンタジーファンは引きつけられるんじゃないか。富士見ドラゴンブックを買うような人はHJ文庫に流れた方が安心という展開にすれば、一定の利益を上げられそうな気がする。
作家ラインナップに五代ゆうが居たので凄く期待。だってMF文庫Jの『パラケルススの娘』は正直、五代ゆうが書かなくても良いラブコメファンタジーじゃないですか。いや、別に五代ゆうが書いてもいいんだけれど。新鮮だから。それにしても、MF文庫Jで考えると、別にほかの作家でいいやとも思うし。
それが、五代ゆうのハードなファンタジーが読めそうだというこの展開。今は数年前に出したハードカバーの文庫落ち『<骨牌使い>の鏡』以外では見られないじゃないですか。『機械仕掛けの神々』『はじまりの骨の物語』のようなものの再来を期待してもいいじゃないですか。
というお話。