読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さして能動的でもなく

 さて、ESでも書こうと、夜10時からようやく動き出した黒雨に待ちうけていたのは、志望動機が一切ないという事実なのであった。
 
 なんというか、M社を落ちたショックが後を引いている。いや、面接ならまだしも筆記で落ちるのって今更ショックですよ。主に理由が「頭に血が上っていた」ということなので、冷静さを欠いていた辺りが救われない。
 
 そして現状を鑑みると、黒雨の進路は数パターンしか残っていなくって、ある種の保険となっている現状を捨てようとしている以上、確実に道は限られるのであった。