実録！臭気攻防戦＜前提＞ - カラッポ。nothing

　まぁ臭い問題はさておいて、ルームシェアではルールが必要です。いわば前提条件ですよ。
　以下、ルームシェアにあたって黒雨の脳内で勝手に規定している事実。

●1.ルームメイトのことを無能だと仮定する。
　事実、無能かどうかはさておき、相手が生活能力が一切皆無と仮定して、相手が何もやらなかったとしても自分がやる必要性がある状態だと正しく認識する。
　
●2.ルームメイトは、実際に生活能力において無能。
　上記仮定条件の再確認。
　ともに仕事をしたことはないですが、とりあえず生活能力に関して無能です。
　
●3.そのため共有部分の家事を行うことは妥協する。
　というわけで妥協しています。
　妥協ポイントは以下。
　ちなみに、話し合って決めたのではなく、ルームメイトがやろうという意志を見せないから黒雨がやることにしているという妥協点です。
　
・ゴミ捨ては黒雨がやる。
　別にどちらが担当であると決まっていませんが、ルームメイトはゴミ収集車が来た後に起きるというのにゴミを捨てずに個人部屋に入って寝ています。黒雨がゴミ捨てをするのは、だいたいがルームメイトが寝た後で、黒雨が確認するとゴミを捨てていないからという理由で黒雨がやることになります。ルームメイトがこれまでゴミ捨てを自発的に行ったことを見たのは半年のうち3回で、うち1回は黒雨が目の前でゴミ捨てをし出したら「俺がやる」と言い出したもの、うち1回は、最近一週間に一回ペースで燃えるゴミを出しているんですが、夏の暑い日が続いて1週間ほどシンクに置きっぱなしの三角コーナーや排水溝のネットとかの生ゴミだけは触りたくないのか手をつけずにいたので、結局黒雨が捨て直すはめになったので二度手間でした。となると完全に自発的なゴミ捨てを確認できたのは1回。
　
・個人部屋が臭い。
　ルームメイトの部屋は前提として部屋が臭いです。ドアを開けられると臭うので、常に共有スペースとの境にあるドアは閉めてもらうことで妥協。
　
・掃除は黒雨がやる。
　自分の部屋が臭い人間が掃除をやったところで掃除になるとは思えません。共有スペースの掃除するくらいだったら自分の部屋の掃除をしてくれた方がありがたい。
　というわけで、共有のリビング、ガスコンロ（よく調理中にフライパンからはねた野菜などがそのまま転がっている）、洗面台、トイレ、風呂の掃除は黒雨が担当。ルームメイトの部屋を掃除する位だったらトイレを掃除します。ルームメイトは便座によく毛を巻き散らかしているのですが、それを拭き取る姿勢すら見せません。
　
・共有物の買い出しは黒雨がやる。
　家事とか掃除とかやっていると必然的に消耗品がなくなることに気づくので、それは黒雨が買ってきます。色々と消耗品がない状態で試したのですが、ルームメイトはキッチンスペースにタオルを置かないでおくとティッシュで手を拭き、ティッシュがなくなると洗面所へ行き、かけてあるバスタオルで手を拭きます。買ってきた生活必需品はトイレットペーパーのみです。
　もうめんどくさいので消臭剤とかトイレの洗剤、キッチン周りの消耗品、ティッシュとかとあわせて買うようにしてます。部屋の虫対策とかもやってます。
　（追記）調味料関係はたまにルームメイトが買っているみたいです。今日みたらサラダ油を買っていたので。
　
・家賃振込は黒雨がやる。
　一回「入金締めが今日中だから、家賃よろしく」とメールを残して、共有の口座と黒雨分の家賃を置いておいたら、何を思ったのか、その夜ルームメイト負担分の金額を用意して「明日やるんでしょ？」と勘違いを起こす程度に信用がおけないので、黒雨が降り込みます。
　この口座は共有の電気・水道代の引き落とし指定口座になっていて、適当な金額をお互いに折半して、あまりで消耗品を買うことにしているのですが、結局黒雨しか買わないがために、これも全部やる以上黒雨がやった方がめんどくさくなくなってしまっています。

　以上、前提部分です。
　
　ちなみに、どうでもいい前提としてもう少しあるのは、黒雨の会社は週休2日ががっちり確定で祝日のことを完全にカウントしないため、ルームメイトよりも年間の祝日分だけ休日が少ないという事実もさりげなくあるんですけれどね。
　以上の部分は、妥協してこの状態でもかまわないと思っている点です。前提。これはもうこれで仕方がないとあきらめました。
　
　さてさて。どうでもいいですけれど、ここまでは妥協するラインの前提。んで、どこからが妥協しないのか、黒雨の個人的な精神安定をはかるこのシリーズは、次回に続くったら続く。