気弱なおっさん。

 なんか医者いったんですよ。体調悪いし。
 何気に先週もその医者にアレルギーの薬をもらいにいっていたんですが、その後体調崩して一週間引きずってしまっていたのです。来週に持ち越したくないなぁって思って医者へ。
 
 この医者、個人的には気に入ってるんですが、気弱なおっさんなんです。医者が。どうしたほうがいいかを医者特有の上から目線でくるわけじゃなくて、本当に患者と一緒に薬のメリットデメリット提示して一緒に悩んでくれるような。
 わりとこういう医者好きなんですよ。
 
 んで、先週かかってすぐ来たからなんだかおっさんが不審がっちゃって動揺してるんです。
医者「あ……先週きましたけどなんかありました……か……?」
黒雨「なんか体調崩しちゃって。今週頭あたりからずっと喉が痛いんです」
医者「あ、そうだったんですねー。風邪の流行とかも終わっちゃってるのに珍しい」
黒雨「流行とかあったんですね」
医者「まぁ流行も下火なんですけれどねー。ちなみに、今週頭からならウィルスの活動ピークは過ぎてるからあとはもう大丈夫な頃合なんですけれどー」
 
 何がいいたい。
 フランクすぎるのはいいけれど、今日は動揺から始まって安心してしまったせいか、どこかしらの腹黒さがもたげてくる医者の診察に若干いらっとしておりました。