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『うちのメイドは不定形』

うちのメイドは不定形静川龍宗/原案:森瀬繚スマッシュ文庫PHP研究所
  ISBN:9784569674605
 いまスマッシュ文庫のHP(http://www.php.co.jp/comics/smash/)見たら、だいぶ刊行が不定期なんですね、これ。こりゃレーベル追いにくいなぁ。まぁ追える余裕はないんですが。
 というわけで、スマッシュ文庫もなんか買っておこうと思って、どこかで見たような内容である安心感からこれ買ってみたんです。
 まぁ、よくある物語な印象。なんだかあれですね。クトゥルーものにしろなんにしろ、こういう日常にハプニングが舞い降りる系って男子高校生の家に突如神話上の生き物が現れて同居しなきゃいけないしきたりがあるんですかね。これ、ラノベっていうよりもエロゲーでよく読んだ気がするなぁ。
 まぁ使い古されたフォーマットであるのですが、使い古すには理由があるわけで、当然ながら王道ものというわけで。
 単純にありがちな話ではあるんですが、その中でもこれは相当に直球なお話でした。直球のニヤニヤストーリー。同級生の帰国子女のツンデレっぷりとかね。直球過ぎる。直球過ぎてニヤニヤしてしまった。あと随所にちりばめられたクトゥルーネタは全力で直球にクトゥルーの伝承をそのまま持ってきて、ある種雑学めいた文章で散りばめられたストーリーが、本当に全力でまっすぐに向かってくる。まぶしすぎて若干よけてしまいたくなるくらい、すげぇ直球だった。びっくりした。直球に王道だったので、最初はびっくりしましたが、なれると馴染んだ世界だったので大層しっくりきたのでした。