ロリコンっていわれましても。

 仕事の話をしに、ふらふらと他部署に行って話しかけたんですよ。
 適当に仕事の話が終わった後に不意に話しかけられました。
同僚「ああ、黒雨さんってロリコンだからこれあげますよ」
 差し出されるホワイトロリータ。
 
 そして頭の中にさっそうと流れるBGM。

僕が好きなのは子供
ママはダメよと、すがるけど
ボインの君ではunsatisfied!
いたいけな子供が好き

毛も生え揃わない
甘い匂いがする

ロ・リ・イ・タ!
僕はロリコン
ロ・リ・イ・タ!
僕は危ないお兄さん
 
     ――KAWAI「僕はロリコン」より

 
 や、ちょっと待て。
 
 なんか、いろいろと疑問点はあるけれど、なんで自分がロリコン扱いされているんですか。
 そういうイロモノ扱いですか。
 社内でのキャラ付けというよりかは、もはやこれは待遇改善ですよ、待遇改善。労働条件向上のため、まずは自分の性癖をロリコンと決め付けるという、不当な弾圧は即刻やめるべきなわけです。断固として戦うべき時が来たわけですね。嘘ですけれど。
 たぶん、これも一種の労働争議