「ブリトラ没後10年特別企画!合同慰霊祭2010」(SHIBUYA O-WEST)

 台風で大雨の予報の中のことでした。やー、なんか雨にやられて行くのだけで力尽きかけました。
 
 まぁ、というわけでライブなんですけれど、伊藤多賀之のライブというより、このライブ名見たらブリーフ&トランクスを期待して行ってきました。
 雨を乗り越えて会場にたどり着き、適当に開演を待っていたら、2階から「カメラ席」って紙が落ちてきて、隣の人にぶつかってました。
 ブリーフ&トランクスのイラストへの葬式のようなテイストで、会場も「喪服割引」にのったひとが案外いるようでした。台風でよくがんばるなぁ。

 ライブのコンセプトにどおりの演出で慰霊祭のようなしかけなど盛り込んだりOPの映像とかもなかなかよかったです。「ハゲの歌」として有名な「小フーガハゲ短調」の事件(http://bit.ly/c3oJHy)をモチーフとした謝罪会見やら、いろいろ手がこんでいました。
 それにしても、伊藤多賀之ライブとはいいつつもブリトラを謳っているんだから、今日はソロの曲じゃなくてブリトラ時代の曲だけでやってほしかったかも。ブリトラへの供養としてシングルのカップリング以降どこにも登場しなかった曲をやってみたりとかしているのに、途中でいきなり「慰霊祭」を放置してソロの曲を畳み掛けられたときは、なんか違和感があって。イベント趣旨と違うし、それやるなら今日のライブで告知した、3月のO-EASTのライブのときに歌えばいいのに。そして3月はソロ10周年ライブなので、ブリトラ時代の曲を逆に一切やらなければ、名目どおりになるような気がしませんか。
 まぁ、それはそれとして、ブリトラ時代の曲がやはりメインだったので懐かしく楽しんできました。
 アンコールでは、歌ってはくれなかったけれど、ブリトラ時代の相棒が来て、結構長々トークしてくれましたよ。
 
 なんやかんやで楽しんで外に出たら雨がぎりぎり上がっていて、無事帰宅できました。
 家に帰ってもう一回聞きなおしてみたりしています。
 あー、でも伊藤多賀之ライブとはいえ、ブリーフ&トランクスのイベント風にする以上聞きたかったなぁブリトラのハーモニー。
 それはおいおい今後に期待しておきます。