どうなんだろね。

 ところで。
 筆記と筆記の間が4時間ほどあったので、友人と合流しました。新橋で合流して歩いていたら、見えたのはビックカメラ有楽町店。記念に(いわゆる複合的意味という奴)で、ふらりと足を踏み入れて、何も買うものないしとっとと出てきてふらふらと。
 
 
 いや、暇だな、おい。
 実は二人とも忙しいはずの身なんですけど。友人は有楽町から、また筆記試験のために旅立ちました。実家の岡山へ。
 黒雨は、まだ時間に余裕があったので、ふらふらと有楽町を歩いて、みかけた献血ルームに行って血を抜いてきました。
 
 献血、好きなんですよ。なんつーかいいですよね。血が抜けるのって。ほら自分でやろうとすると、リストカットになってしまって精神科につれていかれるじゃないですか。リストカッターだから連れて行かれるんじゃ黒雨の希望じゃないんです。黒雨は希望としては、このありのままの精神状態で、精神鑑定にひっかかりたいんです。
 
 それはそれとして。
 隣の女子高生らしき人、血管に針を入れられて泣くくらいなら来るなよ献血なんて。よっぽど迷惑じゃね?
 まぁとりあえず、女子高生の泣き声に耳を澄ませながら血を抜いていました。
 変態じゃないよ! 黒雨は変態じゃないよ!
 
 というわけで、とりあえず次の筆記の会場付近へ向かい、隅田川沿いで黄昏れてました。
 川沿いを歩きながらたばこをふかす。
 なんか、なんつーか。気分がどう頑張っても「リストラを家族に告げられないリーマン」にしかならない。
 
 きっと、黒雨には若さが足りない。