「Neko Mimi Mode」

Neko Mimi ModeDimitri From Paris/ビクターエンタテイメント
  ASIN:B0002ZF0XA
 
 Dimitriさん引っ張り出して来たんですか。シャフトは。関島氏がシリーズ進行か。ううんなんか納得。
 というわけで、この曲は、確かに「萌えラウンジ」という言葉が当てはまる気がします。なんというか、セリフ全部抜いても曲として成り立って居る。でもそれだとただの普通のイージーリスニング的な音楽として終わってしまうんだけど、そこにオタク部分のDimitriさんが加わって『Neko Mimi Mode』となるわけですね。しかもセリフ部分がなんかテンポ取ってるんだけど、音楽と数瞬だけずれているのが凄く耳に残らせるんです。それが妙にあってるんだけど。色々と。
 
 こういうタイプの曲は、リミックスやらアレンジやらで何枚かCD出したりすることあるわけですが、こんなリミックスでCD出したのはDimitriが初でしょう。普通しねぇよ。CDの裏のジャケットに顔出てたから、買った人は見ればわかると思うけど、結構いい年したオッサンよ? まぁオタクなんだけど。
 突き抜けるところは突き抜けてオタクなんだけど、やることはかっこいい。っていうかジャケを見ればわかるけど案外ダンディ。これが真のオタクの姿であるべきだ。
 
 まぁ、そういうわけで、黒雨は3曲目、4曲目のボーカルカットされた曲を楽しみました。3、4曲目は繰り返し聴く感じの曲なんだけど、「ネコミミモード」の方ってそう何度も聴けるたいぷじゃないと思います。とくに声が。そんなに頭に残って取り憑かれるものじゃないと思いますが。音作りとしてのボーカルは、結構面白く使われてるんで買ったけど。