『電撃!!イージス5』
『電撃!!イージス5』谷川流/電撃文庫/メディアワークス
ISBN:4840228523
えー。マジデスカ。
谷川流の実質の電撃デビュー作ってこれか。これなのか。
なんというか『学校を出よう!』のイメージで読んじゃマズいっす。なんか黒雨は谷川流のSF的要素とか小説の技法に惹かれて読んでいたんですよ。
なんというか「萌え」とかキャラクターとかわりとどうでもいいんですよ。いや、そっちの文章力もあるなぁと思ってたけど。
載ってた最後の方の話で、なんか色々やろうとしているっぽいのが読みとれて少しは安堵出来たかもしれないかな、と首をひねっているんですが。
前半、中盤ともに完全にキャラクターで小説を作ってて、ノリとテンションのギャグ小説なんです。黒雨は、谷川流の小説に、そんなのを期待しているわけじゃないんだ。
というわけで、勝手な黒雨の思いこみのせいで、この小説はダメでした。受け付けられない。読むのが本気で辛かった。