目が覚めると。

 そこは自分の部屋だった。
 間違えようもなく自分の部屋で、真四角に切り取られたパーソナルスペースとしての自分の部屋だったのだが、どこか確信を得られずにいた。
 次に目が覚めたらバイトの時間になっていた。
 そして今日もまた終わりを告げる。