カニバル

 写真は、整理した本棚。この本棚、結構手を入れて段ボール詰めにする本はしたので、今は隙間が多くてしばらく持ちそうです。あらためて見るとひどい本棚だ。いや、本当に。
 
 さて。
 それにしてもサークルの後輩はいつでも俺の趣向を手に取るようにわかりやがる。
 
 あれだ、あいつが俺で、俺があいつで? 待てよ。一方的に理解されてるだけじゃないか。
 そんなに分かりやすい趣味してるかな、と思いかえす。
 別の友人に、それまで話したこともないのに「あの漫画新刊出てたよ」とかいきなし言われたこともあるくらいだ。
 それ以外にも、誰かが俺にモノを勧める時。小説でも漫画でもゲームでも、なんでも「これは絶対に好きそうだった」とか言うんだ。自分が手にとって面白かったんじゃなくて、俺が好きそうだからという理由で勧めてくるんだ。
 俺の趣味ってすっげぇわかりやすいんじゃないのか。単純化されてるんじゃないのか。
 そう、趣味のシステム化がなされてるんです。
 
 つまりは、何が言いたいかというと、結構前に後輩に「サンボマスターとか絶対に好きそう」と言われたので気になっていたサンボマスターをこの前ちらりと見て、集めたいのに金がないので憤ってるだけです。
 整理という振りをして生活のために本売ってきた。5000円ゲット。給料日まであと5日。