『涼宮ハルヒの動揺』
『涼宮ハルヒの動揺』谷川流/角川スニーカー文庫/角川書店
ISBN:404429206X
だんだんと感想書くのがめんどくさくなってきているのは、この文章を読む皆様方おわかりのようで、正直めんどくさいんだけれど。
なんというか涼宮ハルヒを読みました。うん。
回を追うごとにめんどくさくなってくるよね、読むのが。
内容のつまらなさという意味ではなくて、単純に設定がどんどん錯綜していってきて、前作までの時系列を正確に覚えていないとどんどん辛くなってきました。
あれー。谷川流って、時系列とかストーリーの設定で読ませる作家なのは確かだけど、その前作までの記憶に頼らずともぶっ飛ばせるような内容を書ける作家だと思っていたのですが。
だんだんと前作の設定に頭悩ます部分が出てきました。それは正直辛い。だから単発ものの短編は読めたけれど、それはそれで魅力に欠けて、既作の知識を必要とするものは理解に時間がかかって、どんどんめんどくさい印象が。
だって、谷川流にキャラクターを期待してないんですもの。黒雨は少なくとも。
なので、長編を期待します。やっぱり「学校を出よう!」シリーズと違って「涼宮ハルヒ」シリーズは短編に向いてないんだって。前書いたように、「学校を出よう!」の方が短編には向いてるんだって。
それはそれとして、いとうのいぢの絵は反則的だと思います。「ぴすぴす」やろうかな。積みゲーなんだけど。