『銀魂(3)』
『銀魂(3)』空知英秋/ジャンプコミックス/集英社
ISBN:4088736532
なんだろう。昨日のジャンプコミックス発売日に、はてなで色々巡ったんですが、『銀魂』を積極的に押す人がいません。不思議です。(追記。今見てみたけど、ただ単に発売日に言及する人がいなかっただけみたいですね。それはそれで一日遅れって辺りが、らしい作品ではありますが。)
黒雨は『DEATH NOTE』もそこそこ面白いと思いますが、それよりも『銀魂』一押しです。むしろ黒雨にとって「ジャンプ」=『銀魂』の構図でしかない位の勢いです。
内容をひとことで言おうと頑張ってみたら「脱力系人情物」とでもすればいいのでしょうか。妙な宇宙人がはびこる微妙な江戸で、微妙な人達が力抜きつつ叫び騒いでいる、このネームは秀逸。
何かを読者に感じさせて教えさせようとしてそうなのに、「そんなもんを教えるつもりなんかねーんだよ」と言わんばかりに読者を突っぱねて、楽しませてくれる。
このバランス感覚は素晴らしいとしかいいようがないじゃないか。
読もうよ『銀魂』を。
2巻の店頭用POPのように買おうよ。エロ本を買いに行ってカモフラで『銀魂』を買おうよ。