夢から醒めて

 悪夢を見ていた。

 学校の校舎、気がつけば廊下で僕は走っている。
 あれ、何で?
 後ろを振り向くと武田鉄也が僕を追いかけている。何で何で何でと疑問符のまもなく武田鉄也が追いかけてくるから僕は一生懸命走る。
 どれだけ走っていたのか、わからないけど追いつかれた。
 気がつけば僕は教室で捕らわれている。椅子に座らされた僕は、口の中にピンクのゴムみたいなものを口に入れられた。ゴム状のものが口から出たとき、ゴムにくっついていた歯の詰め物が、ぽとりと机の上に落ちた。

 ああ、歯が!
 というところで先輩からメールの着信。おかげで悪夢から逃げられました。
 昨日から誘いを受けていた麻雀の時間連絡。午後4時から雀荘に来れるか再確認のメールを。3時半に。うん、その時間まで寝ていた黒雨もどうかと思う。
 んで、1時くらいから打っている先輩達と合流。一人帰って丁度4人になり打ってました。
 とりあえず、麻雀打ち終わって卓にいたみんなが思ったと思うけど。常勝ってこういう事を言うんだね、きっと。