『溺れる魚』
『溺れる魚』戸梶圭太/新潮文庫/新潮社
ISBN:4101248311
先日、会社の休憩中に読んでました。
いや、やさぐれるには十分ですが、のめり込むにはちょっとパンチが薄い感じが。
思うんですけれど、戸梶圭太にエロゲーのシナリオを書かせたらどうでしょうか。案外面白い物が出来そうな気がしますよ。小説以上に好き勝手させられますし。ほら『僕は天使じゃないよ』とか出したメーカーでいいじゃないか。
そうしたら、黒雨にとってはめちゃくちゃ面白いものになるんでしょうけれど、売れないだろうね。
黒雨以外にそんなエロゲーを楽しみそうなのは後輩1人くらいしか思いつきません。
ふと気付いたけれど、本の内容に何も触れてねーや。
まぁ、ヤクザやら警察やら企業やらが蠢いている感じの小説です。すごい適当に説明すると。
なんか、ドロドロした人間を描くには描いているのですけれど、なんか1シーン1シーンで楽しかったりするけれど、断続的すぎて読むのに体力がいります。
黒雨は急制動とか向いてないので。