家庭暦

 なんか、厄払い行ったとか書いたじゃないですか。先日。
 そうしたら、「家庭暦」という冊子がついてて、中を読んだらなんと今年の運勢がわかったので、景気よく発表とかしてしまいます。
 
 なぜ発表するかって、そんなの多少よさげな運勢だったからに決まってるじゃないですか。

 今年の八白土星の運命です。
 
 本年は今まで続けてきた陰徳が陽春の気を受けて、発展、発進の運気となります。暗く長いトンネルから抜け出すことが出来、大いに活動したくなりますが、やっと芽を出したばかりの小さくて弱い運気なので、あまり無理をせず、消極的でも堅実な行動が良策です。手当たり次第に拡張するなど、能力以上の事に手を出したりすると、たちまち元に戻ってしまう恐れがあるので注意を。本年の八白土星の特徴は何かにつけて前に出ようとしますが、焦らず、短期をおこさず慎重な行動をして下さい。周囲から競争を求められても、相手の作戦に乗らない様に。一歩一歩地を踏んで安全な道を確認しながら進むことが大切で、猪突妄進や強欲は、破運を招くので注意。
 

「家庭暦 平成20年 戌子歳」(発行:東京大神宮)より

 
 お、なんかよさげじゃないですか。
 気になるとすれば、これまでの人生がぼろくそに言われているっていう点ですよね。しかも気を抜けば元のぼろくその人生に戻るぞって言われてることですよね。無理をしないようにというモットーで。
 そういうモットーならとっとと黒雨は転職すべきだ。と思うよ本当に。
 
 あとなんか月ごとの運勢が書いてあって、なんだかんだで、黒雨が考えている転職スケジュールと合致してびびる。
 2月に変化が起こって、5月に身辺が慌ただしくなるって。
 それって、2月から普通に転職活動を開始して、5月に新しい会社で働きたいという黒雨の希望と合致してますね。
 
 まぁ、でもこういうのは、案外誰にでもあてはまるように書かれているものですので、いろいろ自分と重ね合わせてみてしまう人間の弱い部分を露呈する有様ですことよ。だって、黒雨と同じ年に生まれた人全員に当てはまる運勢なのだから。
 でも黒雨と同じ年に生まれた人間がすべからく同じ運気の流れというのなら、そういう世界もちょっと笑えるので、信じていいかなと思ったりするわけですよ。
 
 やーい、みんなこれまでの人生ぼろくそに言われろー。