『OrangePocket』
『OrangePocket』(HOOK)
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あのですね。
なんというかですね。
激烈つまんねー。
ただですね。黒雨の中のオタクな部分が反応を示すのです。つまりキャラクター描写においては完全に成功しているのです。微妙に評価が良いのもその点であると思うのですが、黒雨さんは、残念ながら構成要素はオタク因子のみにあらず。ただのキャラゲーにはどちらかというとブチギレっす。
というわけで、オレポケは、ストーリーというか脚本というかホント満足できない。でもやる。キャラクターの作り方はいいのです。ただ会話の脚本とかストーリーとかありきたりすぎてしょうがない。
まぁキャラの一例であげれば、ナズナというキャラは、キャラクターとしてものすごくよく作り込まれた性格だとは思います。萌え要素は十分です。黒雨さんの中にある萌えパロメーターは振り切れたのですが、それだけ。いや、黒雨さんってパロメーターとして萌え要素を持っていたりするけど、萌えとかどうでもいいと思ってるので。
まぁ結論としてはキャラ萌えすればどうでもいいや、という浅薄な思考のオタクは楽しめるんじゃない? っていう程度。シナリオについては、あまり語りたくない。だってつまんないんだもん。批評できないくらい。
何故か。
それは秋月涼介のように、批判できるつまらなさではなく、ストーリーが目指している構成要素をとか、一応は物語中にふまえて押さえてと、意外にしっかりとしてストーリーはくまれているんだけど、その前提となるストーリーの時点で黒雨さんの許容範囲外だから。
本気で好みだよね。求めるものの違いだよね。
黒雨は実は、ただのキャラクターのためのシナリオとか大嫌いなのでした。それだけだね。