実家脱出について

 さんざん実家脱出と繰り返し言い続けて居るんですが、何でかっていうと実家にいるのがなんというかちょっと居心地が悪いというのが原因ですよ。
 というのも、本が買えない。
 我が実家は本を読むという風習がないのです。読書。何それ。みたいな。
 最近、父親が小説を読み始めているのですが、新刊を買うという行動には出ません。図書館です。それで読んでるっぽいです。
 黒雨は本を買って読むタイプなので、本屋とかブックオフでもとにかく買うのですが、家族の目が冷たいのです。また金を使って、みたいな。
 そりゃ使うっつの。いいじゃないか文庫3冊と雑誌2冊くらい。なんだ。黒雨家は文庫3冊と雑誌2冊で破産するんですか。
 本当に実家に段ボール一箱分本を詰め込んで持ってきて良かった。でなきゃ暇死してました。死因、暇。あり得る。
 
 というか、本を読まずに何を読めっていうのか黒雨家は。大宇宙の真理とか電波とかを茫洋とした視界から読みとるんですか。
 電波受信ー。
 やばい。何か真実が読めてきた気がする。