毛 of 眉

 毛シリーズ第三弾。
 第一弾ケツ毛剃り節約法、第二弾まつげ喪失と続いてきて、第三の毛は眉毛です。ええ。
 
 骨折して相変わらず暇を持て余している黒雨。ふと机に妹がコンタクトレンズを付けるときに使う手鏡があり、自分の顔が見えます。
 ……うーん、眉毛が太い。
 黒雨の眉毛は醜く太い。そして今は暇だ。
 結論 → 眉毛を切ろう
 と、まぁこれが模範解答ですね、この例題通りに人間は生きているのであって逃れられない宿命と言いますか魔がさしたというか君ら五月蠅いよ誤魔化させろよ!
 
 まぁ気を取り直して。
 小さいハサミでじょきりと切りました。うぶ毛剃り用のカミソリを用意して丁寧に剃ったりして眉毛の形を整えていく。
 うーん、いいんじゃね?
 手鏡を見つめて眉毛を調えています。ん? 左の方が少ないな。右を切らなきゃいけないのか? とか左右の調整を考えて観察。
 発見 → 左の眉毛だけ薄い
 え? あれ? よく観察すると左の眉と右の眉は形がきちんと揃っています。当然真剣に取り組んだので、そこらへんに抜かりはないです。ただそれでも左右ちぐはぐ。左眉だ毛の密度がないんです。逆に右の眉が濃いのかもしれない。
 これって、どうすればいいんですか? 右の眉をちょっとずつ抜けばいいんですか?  迷走中。