『ある日、爆弾がおちてきて』
『ある日、爆弾が落ちてきて』古橋秀之/電撃文庫/メディアワークス
ISBN:4840231826
古橋秀之というだけでもう満足なんですが、ノンシリーズの短編集ということでさらに楽しみました。
あとがきでひどく分かりやすく書いているのですが、これは概ね時間を扱った短編集で、結構いろいろ要素をそれに加えていて、なんだか楽しげな一冊でしたよ、と。
でもあれか。
最終的に思うのは、キャラ物が書けるが、キャラ物だけに徹しない古橋って結構骨のある作家ですよね、と。
いや、空から爆弾式少女が振ってきてどうのこうのとか、キャラものめいた話なのに一本通ってて非常に楽しく読めるんですよ、これ。