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Novel

『ランジーン×コード』

『ランジーン×コード』大泉貴/このライトノベルがすごい!文庫/宝島社 ISBN:9784796678827 あー、そういえば結構前に読んでました。これ。新レーベルとかいう。 端的に感想を述べるのであれば「わからない」っていうことになっちゃうんですが、これって面…

『這いよれ!ニャル子さん』

『這いよれ!ニャル子さん』逢空万太/GA文庫/ソフトバンククリエイティブ ISBN:9784797354140 引き続きクトゥルーものを。こちらは先の『うちのメイドは不定形』と同じく男子高校生のもとにクトゥルーをベースにした女型をしたものがやってきてニヤニヤす…

『うちのメイドは不定形』

『うちのメイドは不定形』静川龍宗/原案:森瀬繚/スマッシュ文庫/PHP研究所 ISBN:9784569674605 いまスマッシュ文庫のHP(http://www.php.co.jp/comics/smash/)見たら、だいぶ刊行が不定期なんですね、これ。こりゃレーベル追いにくいなぁ。まぁ追える余…

『桐咲キセキのキセキ』

『桐咲キセキのキセキ』ろくごまるに/GA文庫/ソフトバンククリエイティブ ISBN:9784797361513 散々探し回って読んだよー。夏ですね。夏なんですよ。こうやってろくごまるに先生の新刊が出るわけですから、9月15日までは夏だったわけです。新刊が出たか…

『バカとテストと召喚獣(1)〜(8)』

『バカとテストと召喚獣(1)〜(8)』井上堅二/ファミ通文庫/エンターブレイン *1 *2 *3 *4 *5 *6 *7 *8 *9 *10 *11 新刊読んだよ。あー楽しい。テンションの高さを保ちながら駆け抜ける文章の快感は溜まらないですね。 んで、新刊だけじゃなくてせっかくなん…

『四畳半神話大系』

『四畳半神話大系』森見登美彦/角川文庫/角川書店 ISBN:9784043878017 読んだよ。いまさらとか言わない。 『四畳半神話大系』は、読めば誰でも分かるように平行世界の話である。第一話から最終話まで、それぞれが平行世界なのだ。その基点が、大学一回生の…

『封仙娘娘追宝録(11)天を決する大団円(下)』

『封仙娘娘追宝録(11)天を決する大団円(下)』ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 ISBN:9784829133798 夏は来ていたんですよ。 こちら上巻の感想を書いてから更新をとめるっていう、まるでこの本の刊行ペースのようなことをやらかしたわけなん…

『ドラモンド家の花嫁(1)(2)』

『ドラモンド家の花嫁(1)王宮は陰謀だらけ』冴木忍/角川スニーカー文庫/角川書店 『ドラモンド家の花嫁(2)憂鬱な月が満ちるまで』冴木忍/角川スニーカー文庫/角川書店 ISBN:9784044138325 ISBN:9784044138332 なんかなんとなく最近買って読んだんですけ…

何これ

ISBN:4904376145 ちょっとちょっと。思わず買いましたが。 なんというか、秋田禎信の豪華本なのですが、富士見じゃないところで出すんですね。就職の奴出したところですね。 あと、TOブックスのサイトへ飛んで内容紹介見ましたが、未収録短編集として出さ…

『封仙娘娘追宝録10 天を決する大団円(上)』

『封仙娘娘追宝録10 天を決する大団円(上)』ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 ISBN:9784829119310 出ましたね。正直出るとは思ってなかったですが。 というわけで、足かけ何年ですが、このシリーズ。ついに結論が出そうです。 んで、また…

『人類は衰退しました』

『人類は衰退しました』田中ロミオ/ガガガ文庫/小学館 ISBN:9784094510010 現代社会への皮肉、なんてものと全く関係のないエンターテイメント作品。ごく普通に面白かったです。 このおもしろさは何だろう、と思って気づいた。 天然の行動をする人を観察し…

『新興宗教オモイデ教外伝(1) 桜月事件〜祓除探偵「Z」の冒険〜』

『新興宗教オモイデ教外伝(1) 桜月事件〜祓除探偵「Z」の冒険〜』原田宇陀児/ガガガ文庫/小学館 ISBN:9784094510027 読み終わって後輩が話していた感想に完全に同意だったので、黒雨が特筆すべきことは何もないんですが。 『新興宗教オモイデ教』にあった…

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸』入間人間/電撃文庫/メディアワークス ISBN:9784840238793 なんというか、いい意味でだまされたので、読後感すっきりで面白かったですよ。 んで、なんというか、例によってネタバレの予感満載の感想…

『夜は短し歩けよ乙女』

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦/角川書店 ISBN:9784048737449 えーっと、さっき書いて消えたので、なんかどうでもいい気がしてきたんですが。 とりあえず書きます。んで、これ、2月5日に手帳に書いてあるやつなので、文字におこすだけなら繰り返しいける…

『涼宮ハルヒの分裂』

『涼宮ハルヒの分裂』谷川流/角川スニーカー文庫/角川書店 ISBN:9784044292096 つーわけで、ひさびさに読んだものを日記で取り上げます。 新刊が出たので、買って読みました。 買ったときに後輩と「これがあたりかはずれか賭けをしよう」と話したのですが…

『ボクのセカイをまもるヒト(2)』

『ボクのセカイをまもるヒト(2)』谷川流/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840234442 つーわけで、ぼちぼち書くよ。 まず、大前提として、3人称視点の物語とは、個性を消した1人称に他ならないのであり、3人称とも呼ぶべき絶対的な第三者などは存在しない…

本という存在そのもの

本という存在そのものについて、そういえば考えを文章化したことはない。少人数での飲み会では語ったことは少なからずあるのだけれど。 そういえば、本読みって本を大事にするんだろうか。 本読みにとっての本って何だ。黒雨にとってみれば、所詮モノでしか…

新しい「本の話」の話をしよう

本の話の話。 本の話ってどうやってすればいいんですか。よくわかりません。話題として本が出てくると、黒雨は貝のように黙ります。本は読むものなので、本の感想も読まれればいいと思っています。 あと、話そうにも話す相手がおりません。どうすればいいん…

『都市シリーズ 機甲都市伯林(1)〜(5)』

・川上稔『都市シリーズ 機甲都市伯林1 パンツァーポリス1937』 ・川上稔『都市シリーズ 機甲都市伯林2 パンツァーポリス1939』 ・川上稔『都市シリーズ 機甲都市伯林3 パンツァーポリス1942』 ・川上稔『都市シリーズ 機甲都市伯林4 パンツァーポリス1943』…

『グリーングリーン おとこのこおんなのこ』

・桑島由一『グリーングリーン おとこのこおんなのこ』 桑島由一の、ちょっといいとこ見てみたい。って感じか。 もうちょっとダーク路線含んでも全然ありだと思うんですが、そこらへんバランス感覚うまいよなぁ。

「TO THE CASTLE」シリーズ

・桑島由一『TO THE CASTLE』 ・桑島由一『DISCO UNDERGROUND』 桑島由一の、ギャグセンス方面での言語センスを抽出したらこうなった作品。

「星へ行く船」シリーズ

・新井素子『星へ行く船』 ・新井素子『通りすがりのレイディ』 ・新井素子『カレンダー・ガール』 ・新井素子『逆恨みのネメシス』 ・新井素子『そして、星へ行く船』 読んだことあるようで記憶になかったので再読。 どおりで。最終巻だけしか記憶になかっ…

ストーリー、それとも他の涼宮ハルヒ。

たとえば小説。 現在、黒雨が持つ読書方法論としては2つ実感できている。それがキャラクター主体の読み方であり、ストーリー主体の読み方なんだ。たとえば谷川流作品を読んで思った感想なんてものは、黒雨をその2つの読書方法から解き放つ架け橋となってくれ…

『涼宮ハルヒの憤慨』

『涼宮ハルヒの憤慨』谷川流/角川スニーカー文庫/角川書店 ISBN:4044292086 つーわけで、短編集でした。何故か書き下ろし長編だと思ってた。それはそれとして、2本しか書いてないようでいて、複数のお話があるので、歪な連作短編と思ってもいい気がする。 …

『タイム・リープ あしたはきのう(上)(下)』

『タイム・リープ あしたはきのう(上)(下)』高畑京一郎/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840205582 ISBN:4840205590 涼宮ハルヒをこないだ読み返したので、読みました。 というわけで、タイムトラベルものです。 主人公が気が付けば時間をごちゃごちゃに…

『神様家族(8)おはよう! こどもショー』

『神様家族(8)おはよう! こどもショー』桑島由一/MF文庫J/メディアファクトリー ISBN:4840115311 なんだ、やっぱり前作で終わってるんじゃん。 前作『神様家族(7)』で感想を書いたときには、これで話は終了していると書いてたんですが、まんま終わってまし…

HJ文庫に関する覚え書き

ホビージャパンがラノベに手を出すということで、HPを見て作家陣を見る限り、上手くやれば衰退気味の富士見ファンタジア文庫、富士見ドラゴンブックなら打ち破れると思う。 というか、富士見ファンタジア文庫初期に近いコンセプトじゃないか、あれ。往年のフ…

試論:ライトノベルはレーベルでもイラストでもない。 本論

前説はこちら あらすじ。 ライトノベルとは現象のことを指す呼び名でしかない。ライトノベルの内実にあった新たな呼び名が生まれない限り、未来はないんじゃないか。 っていうようなことをつらつらと訴えかけたいんですよ! 僕は! ごめん嘘! はい、というわけ…

『ガジェットポップ〜蒸気帝国騒動記〜』

『ガジェットポップ〜蒸気帝国騒動記〜』川崎康宏/GA文庫/ソフトバンククリエイティブ ISBN:4797334487 ソフトバンクのラノベ第一回配本。 単純に、人選を間違ってる。 なんつーか、第一回配本に向かない作家がこれほどまでにいるだろうか。まぁ川崎康宏作…

『封仙娘娘追宝禄・奮闘編(5) 最後の宝貝』

『封仙娘娘追宝禄・奮闘編(5) 最後の宝貝』ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 ISBN:4829117966 ISBN:4829117966 帯のあおり「長編も短編も完全復活か!?」。 自分で言うか。 本編はだいたいが2、3年前のファンタジアバトルロイヤル掲載作で、…

『タツモリ家の食卓(1)〜(3)』

『タツモリ家の食卓(1)〜(3)』古橋秀之/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840215197 ISBN:4840216134 ISBN:4840217130 古橋秀之が電撃のライトユーザー層へと訴えるべく取り組んだ意欲作。 要はいつもの奴ですね。ところで4巻はいつですか。これも黒歴史か…

『暁の女神ヤクシー(1)〜(3)』

『暁の女神ヤクシー(1)〜(3)』小林めぐみ/角川スニーカー文庫/角川書店 1巻.ISBN:4044155135 3巻.ISBN:4044155151 しびれた。 何がしびれたかというと、SFとも言える設定でも、ファンタジーの要素でも、SF・ファンタジーの融合でもなんでもない。そういっ…

試論:ライトノベルはレーベルでもイラストでもない。 前説

ということで、そんなことを、しょーこりもなく書いてみる。 書く内容は、以前に書いた『「ライトノベル」との距離感』の再考に過ぎません。 『「ライトノベル」との距離感』を要約すると、ライトノベルっつーのはジャンルと呼べず、現象であるんじゃねーの…

『ねこのめ(1)〜(3)』

『ねこのめ(1)天秤の錯覚』『ねこのめ(2)羅針盤の夢』『ねこのめ(3)六分儀の未来』 小林めぐみ/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 1.ISBN:4829124482 2.ISBN:4829124709 3.ISBN:4829124822 すばらしい。 書影はこちらでどぞ。 まぁ普通にSFっちゃSFとして…

『バッカーノ! 1931 鈍行編』『バッカーノ! 1931 急行編』

『バッカーノ! 1931 鈍行編 The Grand Punk Railroad』成田良悟/電撃文庫/メディアワークス 『バッカーノ! 1931 急行編 The Grand Punk Railroad』成田良悟/電撃文庫/メディアワークス あー、くだらねぇー。 というわけで、おもしろかったです。 成田…

『神栖麗奈は此処に散る』

『神栖麗奈は此処に散る』御影瑛路/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840232679 実によく出来た話でした。それはただ単純な「面白さ」へは繋がっていませんが、それはそれで狙ってきているところだな、という一作。 なんというか「神栖麗奈」という、ある…

『超妹大戦シスマゲドン(1)』

『超妹大戦シスマゲドン(1)』古橋秀之/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4757725515 古橋秀之がやってくれました。 なんだこれ。大笑いした。 というわけで、設定とか、使ってるガジェットとか、本気でどうでもいいくらい、さわやかな本が現れました。 とり…

『神様家族(7) 新型握手』

『神様家族(7)新型握手』桑島由一/MF文庫J/メディアファクトリー ISBN:4840114536 いや、参った。何が参ったって、すっげぇ楽しめた。 なんというか、これ、本作った関係者みんなで楽しんでるだろ。挿絵とか挿絵とか挿絵とか。本文中のギャグを、イラスト…

『カレとカノジョと召喚魔法』

『カレとカノジョと召喚魔法』上月司/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840228299 これは案外、面白かった。 なんというか、ミステリ的な構造のライトノベルにおける正しい使い方というかなんというか。 黒雨は過去に『12月のベロニカ』を、リーダビリティ…

『神栖麗奈は此処にいる』

『神栖麗奈は此処にいる』御影瑛路/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840232385 まぁ面白かったっちゃ面白かったけれどさ。 構成なんかが前回と比べて小説的になっていてよかったですよ。小説で読む価値があったなぁと思います。 神栖麗奈という存在という…

『食卓にビールを(5)』

『食卓にビールを(5)』小林めぐみ/富士見ミステリー文庫/富士見書房 ISBN:4829163321 いつも通りに日常がSFなのかSFが日常化したのか、ごちゃまぜのよくわかんない具合が面白い話でしたが、読んで感想を書かずにスルーするにはちと、ね。 どうでもいいけれ…

『ネコソギラジカル(中)(下)』

『ネコソギラジカル(中)(下)』西尾維新/講談社ノベルス/講談社 終わらせたのは英断と認めるけれど、面白いとは言えません。 というのもですね。何というかなぁ、黒雨の意見なんですが、西尾維新はエンターテイメントではなく、ライトノベルになりすぎてダ…

『封仙娘娘追宝録(9) 刃を砕く復讐者(下)』

『封仙娘娘追宝録(9) 刃を砕く復讐者(下)』ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫/富士見書房 ISBN:4829117591 出たよ。ついに。 というわけで、久々に本当に久々の夏ですね。今まで夏がなかったのが不思議ですね。夏がない間に黒雨さんは大学生になって…

『ボクのセカイをまもるヒト』

『ボクのセカイをまもるヒト』谷川流/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840232067 やっべ。何がしたいのかぱっと見わからない。 というわけで、谷川流はガチで買う黒雨ですが、何がわからないって、今回の新作はガチでわかんね。何がしたいのか。んで、こ…

『パラケルススの娘(2) 地下迷宮の王女』

『パラケルススの娘(2) 地下迷宮の王女』五代ゆう/MF文庫J/メディアファクトリー ISBN:4840114269 マジでか。 五代ゆうといえば、なんつーか、これライトノベルでやらなくても、と言いたくなる位の緻密なハイファンタジーをやらかすから遅筆という印象があ…

ライトノベル短編論

ライトノベルには短編集がない。 なんでか短編集ってライトノベルでは出てこないんすよね。シリーズものはあってもさ、『眠り姫』とか『ある日、爆弾がおちてきて』みたいな短編集ってほぼないんすよ。 それを考えると、逆の手法ですばらしいと思うんですが…

『ある日、爆弾がおちてきて』

『ある日、爆弾が落ちてきて』古橋秀之/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840231826 古橋秀之というだけでもう満足なんですが、ノンシリーズの短編集ということでさらに楽しみました。 あとがきでひどく分かりやすく書いているのですが、これは概ね時間を…

『世界の中心、針山さん』

『世界の中心、針山さん』成田良悟/電撃文庫/メディアワークス ISBN:484023177X 成田良悟の連作短編シリーズ。 あれですね。ある種ブギーポップ的ですよね。 何がかというと、ブギーポップでは、連作長編ですが、それぞれの世界の背景に「ブギーポップ」的…

『電撃!!イージス5 Act.Ⅱ』

『電撃!!イージス5 Act.Ⅱ』谷川流/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840231737 だからさ。谷川流はキャラは書けるけれども、別にキャラものに向いている訳ではないんだって。 というわけで、徹底的なキャラものなんだけれど。ほらこれって『電撃萌王』掲載…

『キノの旅Ⅸ』

『キノの旅Ⅸ』時雨沢恵一/電撃文庫/メディアワークス ISBN:4840231729 あっはっは。ブラックな短編はやはり楽しいねぇ。 久しぶりにとても原点回帰した気分です。 なんというか、キノの旅はある種の寓話的なところがあって、訓話的ではないんだ。人のダメ…